あたまのなかで

よろしくお願いします。神経症患者としてではなく、ひとりの人間として。俳句が好きです。Twitter→(https://mobile.twitter.com/ryuji_haiku)

診察記録 2019年1月 障害者年金について

 

こんにちは。(もう「明けましておめでとうございます」という時期ではありませんよね・・・)

 

2019年になってはじめてのブログ更新です。

 

1月9日(水)に、埼玉医科大学病院での診察に行ってきました。

 

主に仕事の上での悩みや、最近、気分の落ち込みが激しいこと、また、それに伴って体調が優れないこと等を先生に話しました。

 

また、その日の診察での大きな出来事として、障害者年金に必要な診断書を書いてもらうよう、先生に渡しました。

 

障害者年金の申請に必要な書類自体は、診察の日から少し前の1月4日(金)、大宮年金事務所に行って全て揃えてきました。

 

次の診察の日(2月6日)に診断書を受け取ることになっているので、2月中には申請しようと思います。

 

 

今後の予定としては、障害者年金を申請し、認定されるまではいまの仕事でお金を稼いでいこうと思います。

 

もちろん、障害者年金は申請したからと言って必ずしも認定されるものではないので、その不安もありますが、もし認定されなかったら、それはそのときに考えようと思います。

 

とりあえず、いまは障害者年金の申請に必要な書類を丁寧に仕上げていきたいと思います。


現在の薬の状況です。頭痛薬 ロキソプロフェンナトリウム錠「クニヒロ」と、胃腸薬 レバミピド錠「EMEC」が減って、いまは3種類処方されています。

 

抗不安剤 ロラゼパム錠「サワイ」 0.5mg 1日4回
睡眠導入剤 ブロチゾラム錠「サワイ」 0.25mg 1日2回(就寝前)
抗不安剤 レキソタン錠5 5mg 不安時

 

 

 

 

診察記録 2018年12月

 

こんにちは。

 

12月26日(水)に、埼玉医科大学病院まで診察に行ってきました。

 

早いもので、もう今年最後の診察です。

 

前回の診察記録では、仕事の上で悩みがあり、それを思い切って上司に相談したら、上司や同僚からの私への接し方が以前より穏やかになったということを書きました。

 

https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/12/04/191408


前回の診察から約1か月が過ぎましたが、有難いことにそうした状況は続いています。

なので、繰り返すようですが以前より仕事がしやすくなっています。

 

というわけで、いまの精神的な悩みは殆どありません。

 

強いて言えば、1日のなかで気分の変動が少し多い気もしますが、抗不安剤を服んで自分でコントロール出来ていると思っています。

 

あとは、体調的な悩みでは、これも前回の診察記録で書いたことですが、寒い季節になってからの頭痛が少し多いです。でも。これもロキソニンジェネリック医薬品を服めば抑えられます。

 

・・・というわけで、総じて言えば、いまのところはこのブログに書くようなことは殆どありません(笑)

 

でも、これは良いことだと思っています。それだけ寛解に近づいているということですから。

 

来年もこのまま、なるべく穏やかに過ごせていけたら良いです。

 

現在の薬の状況です。

 

抗不安剤 ロラゼパム錠「サワイ」 0.5mg 1日4回
睡眠導入剤 ブロチゾラム錠「サワイ」 0.25mg 1日2回(就寝前)
抗不安剤 レキソタン錠5 5mg 不安時
・頭痛薬 ロキソプロフェンナトリウム錠 「クニヒロ」 60mg 頭痛時
・胃腸薬 レバミピド錠「EMEC」 100mg 頭痛時

 

次回の診察は、少し事情があって早まって1月9日(水)の予定です。

 

また、今年は障害者年金・障害者手帳の申請をしようと思ったのですが、忙しかったり体調が優れなかったりして結局出来ませんでした。来年は早めに申請しようと思います。来年の大きな目標のひとつです。

 

この記事で、診察記録のカテゴリ記事だけでなく、このブログ全体としても今年最後の記事になるかも知れません。

 

皆さん、どうぞよいお年をお迎えください (*^_^*)

 

俳句を書きはじめて二年になりました② ~7月から12月まで~

 

こんばんは。

 

今回も、前回と同様、俳句を書きはじめてから2年になった今年を月毎に振り返っていきたいと思います。今回は7月から12月まで。

 

・7月

 

12日~14日 大阪旅行

2泊3日で大阪まで旅行に行ってきました。最大の目的は中崎町にある本屋「葉ね文庫さん」へ行くこと。このお店は詩歌の品揃えが充実しています。1日目・2日目の両方とも行きました。

雑居ビルの半地下に構えてあるこじんまりとしたお店ですが、棚に並べられた句集・歌集・詩集・俳誌・歌誌・・・の品揃えには圧倒されます。靴を脱いで入るので、サンダルを脱いだときの素足で踏む絨毯の感触が心地良かったです。なんだか自分の部屋にいるようでした。(実際、来店する度に長居してしまいました、ゴメンナサイ)


また、偶然なことに、同じ埼玉県内にお住まいの方と知り合えたことも嬉しかったです。


とにかく、非常に居心地の良いお店だったので、また来年も行きたいと思います。季節は・・・やっぱり夏が良いな。

 

買った本を含めて、「葉ね文庫」さんがどのようなお店かということ、また、大阪旅行の全般については以下のブログに書いてあります。

 

【関連記事】

大阪旅行記1日目 ~葉ね文庫さんに行ってきました~
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/07/13/175409

 

大阪旅行記2日目 ~中崎町の面白いお店と、葉ね文庫さんでの嬉しい出来事~
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/07/14/104813

 

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葉ね文庫さんの看板

 

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店内の様子

 

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店主・池上きくこさんと私

 

 

31日 石田波郷新人賞応募

芝不器俳句新人賞に続き、7月の終わりに石田波郷新人賞に応募しました。石田波郷新人賞は、年齢制限30歳未満という、俳句の賞のなかでも非常に若い年代向けの賞です。また、未発表作20句に表題を付けて応募します。私は「会話」という表題を付けて応募しました。
芝不器男俳句新人賞での「自分らしい俳句とはなにか」という考えを、この賞で実践してみたいという思いがありました。
しかし、10月の中旬に知った結果では惨敗芝不器男俳句新人賞のときは通過できた一次選考すら通過出来ませんでした。
それから、自分の技術不足もあるのでしょうが、なんとなく自分のいまの作風である「口語体・現代仮名遣い」の俳句が軽く見られているような印象でした。
はっきり言って、応募作品の「会話」は、今年自分が応募した3つの賞(芝不器男俳句新人賞・石田波郷新人賞・いま推敲中の俳句四季新人賞)のなかで、一番よく書けた作品でした。それだけに、結果のショックは大きかったです。

 

【関連記事】

石田波郷新人賞について考えたこと
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/10/16/190452

 

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いちおう作品集は送られてきました・・・。

 

7月の一句 藻の花や爪先立ちという孤独

 

・8月

 

28日~30日 髙田獄舎さんと北海道旅行

フォロワーさんのお一人であり、俳句や短歌を書かれている髙田獄舎さんのお誘いで、髙田さんのお住まいの北海道は札幌と登別温泉に行ってきました。


生まれて初めて行った北海道ですが、食べ物は美味しく、温泉も気持ち良かったです。何より、旅行中の髙田さんの親切な案内が嬉しかったです。


髙田さんは来年の1月に関東の若手俳句作家を集めた新年会を主催しているので、またそのときにお会い出来たら良いと思います。


最後に、髙田さんが8月下旬にご自身のブログで発表した連作50句「ふるさと」から、特に印象的な句を引きます。

 

黄金の鷹地に埋めてから孤独な着火

 

〈最高〉に額づけば釘と龍錆びに濁流消え

 

祝祭じみたビル内の擬声と膨らむサボテン

 

暑い寒村毒蛇干からび家具生まれ

 

錐のように美詩人踊り階下の海亀

 

土塊数えて俺らを〈ぼくら〉などと言わない

 

絹的な冬の時間のウィスキーにも広がる根

 

電球換え終え厠に確かなミッキーマウスの呼吸

 

自己愛を割けば菊の眩暈がビルの玩具

 

腐る地下水爪や鉄橋がのびるとき


髙田さんのブログ「愚人正機」→(http://guzinsyouki.blog.fc2.com

髙田さんの俳句50句連作「ふるさと」→(http://guzinsyouki.blog.fc2.com/blog-entry-41.html

 

【関連記事】

北海道旅行記 1日目 〜髙田獄舎さんと初めてお会いして、札幌でお酒を呑みまくりました〜
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/09/20/205644

 

北海道旅行記 2日目① 〜登別温泉へ行く〜
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/09/25/212851

 

北海道旅行記 2日目② 〜「地獄谷」をめぐり、「うる星やつら」について話しました〜
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/09/26/221432

 

北海道旅行記 3日目 〜さようなら、北海道!
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/09/29/155843

 

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美しかった札幌の夜景

 

8月の一句 初恋や遠くの空にいなびかり

 

・9月

 

1日 「海原」創刊

この日、『海原』が創刊されました。『海原』は、先に書いたように『海程』の後継誌です。

「海程」は1962年の創刊以来約56年間続いた俳句雑誌でしたが、昨年の5月金子兜太先生から終刊が発表されました。
また、当初は金子主宰ご自身も「海原」の創刊号を手に取られる予定でしたが、これも先に書いたようにそれが叶うことはなく今年の2月に98歳で亡くなられてしまいました。

 

金子先生の死後、今年の7月に「海程」は終刊号を迎え、その約56年の歴史に幕を下ろしました。

 

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『海程』終刊号

 

それから約2ヶ月経ち、安西篤さんの代表のもと「海原」の創刊号が出されました。
もちろん、「海程」の句会等でその存在は知っていましたが、やはり実物を見ると感慨深いものがありました。

 

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『海原』創刊号

 

そして、これもこのブログで何度か書いていることですが、私は「海程」時代、句会に俳句を送ることはあっても、「海程」の会員になることはしませんでした。さらに言えば、私が初めて「海程」の句会に出席したのが既に終刊が発表されたあとだったので、敢えて会員にはなりませんでした。

つまり、「海原」は私にとって初めて所属する俳句雑誌というわけです。先に書いた感慨深さのなかには、単に実物を見たという思いだけではなく、そのような思いも大きくありました。

 

『海原』は同人と会員(会友)とに分かれています。私は句歴そのものが短いので会友です。
会友には「海原集」というページがあり、会友の方たちの俳句が掲載されています。

「海原集」では、発行人の武田伸一さんの選により、上位30位までの会友が元々投句した5句のうち4句掲載されます。30位より下は3句掲載されます。
また、その上位30位までのうち、さらに武田さんが良いと思われた句は「好作三十句」のなかに選ばれ、1ページにまとめて掲載されます。
そして、そんな会友である私にとって、その創刊号で嬉しいことがありました。
その上位30位までのなかに私の句が選ばれたのです。
初めて俳句雑誌に投句をして、その5句のうち4句が掲載されたということは非常に驚きましたし、嬉しかったです。

また、「好句拾録」というコーナーに、その4句のうち1句が掲載されたことも嬉しかったです。
「好句拾録」は、そのタイトルの下にかっことじで「好作三十句を除く」と書かれているので、「好作三十句」の次点のようなものだと自分では捉えています。

「好句拾録」に掲載されたのは、

半分は薬のからだ 百合活ける

という句です。

『海原』の創刊号は、その創刊の事実以上に嬉しいことを私にもたらしてくれました。

 

※追記 その後、「好作三十句」には、第3号(11月号)に初めて選ばれ、最新号の第4号(12月号)でも続きました。また、創刊以来上位30位以内には入っています。どちらもとても嬉しく、このまま続いてほしいです。『海原』での直近の目標は、「海原集」の第1位です!

 

【関連記事】

「海原」創刊!→(https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/09/02/010031

 

9月の一句 猫じゃらし青信号ってつまらない

 

・10月

 

20日 「LOTUS」の句会に参加させていただきました

この日、俳句同人誌「LOTUS」の句会に参加させていただくため、王子まで行ってきました。

 

私が「LOTUS」の句会に参加させていただきたいと考えたのは、まず芝不器男俳句新人賞がきっかけでした。
今回の芝不器男俳句新人賞の受賞者のうち、城戸朱理奨励賞を受賞された表健太郎さんと西村我尼吾奨励賞を受賞された佐々木貴子さんはともに「LOTUS」の同人です。
また、前回、第4回の芝不器男俳句新人賞を受賞された曽根毅さんも「LOTUS」の同人です。
さらに第2回で齋藤愼爾奨励賞を受賞された九堂夜想(くどう・やそう)さんも「LOTUS」の同人です。

つまり、過去5回の大会の歴史のなかで、「LOTUS」に所属している俳句作家は多く賞に選ばれています。
もちろん、どこの結社・同人に所属しているかより、その個人の才能がどのようなものかが重要であることは承知です。しかし、こうした結果は意識せざるを得ないと思います。

こうした結果を受けて、、個人的に「LOTUS」への関心はとても高まりました。

 

また、そうした賞以外にも、そもそもの同人の皆さんの句風(特に、九堂夜想さんと酒卷英一郞さん)に惹かれたという理由もあります。

 

実際に私が句会に出したのは、以下の3句


言語野の
端ばかり見て
秋の暮

 

はらからの
そのははからの
波羅蜜多

 

枯尾花
或る辭失くして
揺れ止まぬ


同人のお一人であり、一行ではなく三行表記で俳句を書いている酒卷英一郞さんに倣って、三行表記の句を投句しました。

 

そして、この3句のうち「言語野」の句を酒卷さんに選んでいただき、最高得点タイもいただけて非常に嬉しかったです。

 

三行表記の俳句は実際に書いてみて思った以上に楽しかったので、これからも参加しようと思います。

 

【関連記事】

「LOTUS」の句会に行ってきました!
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/10/21/233216

 

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九堂夜想さん(右)と私

 

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酒卷英一郞さんと私

 

10月の一句
言語野の
端ばかり見て
秋の暮

 

・11月

 

7日 間村俊一さんの装幀展に行ってきました

以前から憧れていた装幀家であり、俳句作家でもある間村俊一さんの装幀展「ボヴァリー夫人の庭」へ根岸まで行ってきました。
会場は古民家を改装したギャラリー。そのなかには間村さんが装幀された本がズラッと並んでいました。

また、この展覧会では、展示の他に「三つ巴バトルトークと称された鼎談も行われていました。
私が観に行った日には、俳句作家の小澤實さん(結社「澤」主宰)と、詩人・俳句作家の高橋睦郎さんと間村さんの鼎談でした。貴重な話がたくさん聞けて良かったです。間村さんから著書に揮毫もしていただきました。

 

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鼎談の様子。左から 小澤さん、高橋さん、間村さん。

 

【関連記事】

間村俊一さんの装幀展「ボヴァリー夫人の庭」に行ってきました!
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/11/10/120020


10日 「詩客」への原稿執筆

10月の「LOTUS」の句会が縁で、九堂さんから「詩客(しきゃく)」という詩人の森川雅美さんが運営されているウェブサイトへの原稿の依頼をいただきました。タイトルこそ「俳句時評」となっているものの、九堂さんの「テーマはどんなものでも構いません」というお言葉に甘えて、以前から好きだった俳句作家・大原テルカズについて書きました。もともとこのブログに書いた文章を大幅に書き変えたものです。句歴の浅い私にこのようなご依頼をいただき、非常に嬉しかったです。

 

【関連記事】

俳句時評 第103回 大原テルカズの行方
https://blog.goo.ne.jp/sikyakuhaiku/e/75a5a51723af535b6a4432c8534a525e

 

11月の一句 少年は迷路に夢中三島の忌

 

・12月

 

31日 俳句四季新人賞応募

あっという間に今年も終わりです。こうして書いてみると、随分と色んなことがありました。

そして、現在は12月31日に締め切りの俳句四季新人賞への応募作品を推敲しています。


この賞は、年齢制限45歳以下、あるいは句歴10年以内の人が応募対象になっています。また、総句数30句に表題を付けて応募しますが、3年以内の既発表作は応募可能です。

 

私の場合、俳句を書き始めてちょうど2年なので、全句既発表作でも応募は出来るのですが、やはり下手な句が多く、うんうん唸りながら新しく句を書いています・・・(^-^;)

 

推敲していて特に印象的なのは、7月に応募した石田波郷新人賞との難易度の違いです。石田波郷新人賞は未発表作20句、俳句四季新人賞は未発表作・既発表作含めて30句なので、正直「難易度にそこまで差は無いだろう」と考えていました。

 

甘かった・・・(笑)

 

句数が10句増えただけで、「こんなに句を揃えるのが難しくなるのか」と感じました。

 

でも、句数30句自体は揃っているので、あとは締め切りまで粘って良い作品を完成させたいです。そして受賞したいです。

 

来年の目標

 

こんな感じで、俳句四季新人賞の推敲に追われながら俳句2年目の日を迎えています。

 

最後に、来年の目標を。。本当はこういうものを考えることは苦手なのですが・・・(笑)


今年は齋藤愼爾さん、高田獄舎さん、「LOTUS」の皆さん、小澤實さんが主宰を務められる「澤」の皆さん等と初めてお会い出来た年でした。なので、来年からもこうした新しい出会いを増やしていきたいです。そして様々な方から刺激を受けたいです。具体的には、来年の1月に髙田さんが主催される新年会がそうした場になれば良いと思います。

 

また、「LOTUS」の酒卷英一郞さんとお会いしたことで自分の俳句表現のなかに新しく三行表記が加わったので、来年からは一行表記(口語体・現代仮名遣い)と三行表記(文語体・旧仮名遣い)とを合わせて、「自分の俳句」について考えていきたいです。

 

確か「LOTUS」のどなたかから「真逆だね(笑)」と仰られましたが、その通りだと思います(笑)

 

そして!なによりいま推敲している俳句四季新人賞を受賞したいと思います

 

 

というわけで、来年もよろしくお願いします(*^▽^*)

 

俳句を書きはじめて二年になりました① ~1月から4月まで~

こんばんは。

 

今日で俳句を書きはじめてから2年になりました。

 

今年は俳句に関して、去年よりずっと多くの出来事があった年でした。

 

それを、月毎に振り返ってみたいと思います (*^_^*) まずは1月から4月まで。

 

・1月

 

20日 芝不器男俳句新人賞応募

既発表作・未発表作は問わないとは言え、計100句を1つの作品としてまとめるということは、いままで自分が体験したことのないことでした。

 

芝不器男俳句新人賞公式サイト→(http://fukiosho.org/

 

1月の一句 太陽系一列にして独楽澄めり


・2月

 

20日 金子兜太先生逝去

私がいま所属している結社「海原」(代表・安西篤)の前進にあたる結社「海程」の主宰を長年務めておられた金子兜太先生がこの日亡くなられました。享年98歳。
その報せを聞いたときはショックでしたが、いまは「海原」代表の安西篤さん、編集人の堀之内長一さん、発行人の武田伸一さんをはじめとした同人・会員の皆さんに支えられ、「自分らしい俳句とは何か」ということを前向きに考えられるようになっています。

 

24日 子連れ句会に参加

結社「炎環」の同人である西川火尖(にしかわ・かせん)さんが主催されている「子連れ句会」に参加させていただきました。会場の公民館の場所が分からず遅刻し、その上西川さんに迎えに来ていただくといった体たらくを演じましたが、句会は盛り上がって良かったです。
子ども(もしくは赤ちゃん)のパワーが凄まじいので、こちらもそれに負けないようなパワー(具体的には声のハリ)が必要になった句会でした。

 

【関連記事】

「子連れ句会」に行ってきました!
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/04/07/015645

 

「子連れ句会」について書いてある西川さんのブログ記事
http://syuuu.blog63.fc2.com/blog-entry-1202.html?sp

 

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「子連れ句会」の様子。

 

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畳の上にはプラレールの線路が散乱しています(笑)

 

2月の一句 捺印のだんだんうすくなり春だ

 

・3月

 

2日 金子先生の告別式

この日、金子先生の告別式に参加させていただきました。会場は熊谷市にある「メモリアル彩雲」。
私は、遂に生前の金子先生とお会いすることが叶いませんでした。そのため、棺のなかにいらっしゃる金子先生が、私が初めてお会いした先生のお姿でした。
柩のなかとは言え、金子先生にご挨拶出来て良かったと思います。

 

31日 お花見&芝不器男俳句新人賞一次選考通過を知る

この日は先に書いた「子連れ句会」の西川さんをはじめとして、他の「炎環」の皆さんや、西川さんのご友人の皆さんが集まり、代々木公園で「お花見句会」が開催されました。・・・と言っても、「句会」とは名ばかりで実際は単なるお花見でしたが(笑)

 

そして、そのうちの何名かは芝不器男俳句新人賞に応募していました。そのため、一次選考通過作品が発表されるまでのお花見の席は和気藹々としながらもどこか緊張感のある不思議な雰囲気が漂っていました。

午後1時を少し過ぎたくらいのことでした。

私はそのとき、お花見のトイレ待ちの列にいました。お花見のトイレが混むことはある程度覚悟していましたが、やはり代々木公園は広く、その列は予想以上のものでした。
手持ち無沙汰で待っているのもつまらないと思っていたとき、ふと「一次選考通過の作品ってもう発表されているのかな」と気付き、スマホを開いてみました。

そして・・・全応募作品140作品(過去最多でした)のうち、一次選考を通過した34作品に、自分の受付番号78番を見つけました。

思わず声を上げそうになりました。そのあと、お花見の場所へ戻り西川さんをはじめとした皆さんに通過したことを伝えると、皆さんから「おめでとう!」と言っていただけました。

まさか自分の作品が一次選考を通過するなんて思っていなかったので、とても驚きました。

 

3月の一句 白梅や柩の窓の涙跡

 

・4月

 

14日 芝不器男俳句新人賞各賞決定

この日、一次選考を通過した芝不器男俳句新人賞の最終選考会が荒川区のホールで公開で行われました。そして、最終結果が以下のように発表されました。

第5回芝不器男俳句新人賞
受付番号58番 生駒大祐

城戸朱理(きど・しゅり)奨励賞
38番 表健太郎

齋藤愼爾(さいとう・しんじ)奨励賞
1番 菅原慎矢

対馬康子奨励賞
105番 堀下翔

中村和弘奨励賞
13番 松本てふこ

西村我尼吾(にしむら・がにあ)奨励賞
45番 佐々木貴

関悦史特別賞
71番 白川走を(一次選考非通過作品)

・・・というワケで、私は最終選考で落とされました。

ちなみに、私はこの最終選考会には用事があって行けなかったのですが、実際に行かれたTwitterのフォロワーの方から、それぞれの審査員が誰の応募作品について評していたのか教えていただきました。
そして、そのなかで城戸朱理さんが私の作品について評されていたそうです。曰く「現代を生きる感覚。まだ自己の確証がないまま世界を見つめている。」とのこと。

今を生きる感覚は、肯定的な評だと思っています。それを意識して書いたので、このことが城戸さんに伝わったのは良かったです。
また、自己の確証の無さは、口語体への確証の無さとイコールだと考えています。自分らしい口語体の俳句を書こうとしましたが、結果的に上手く行きませんでした。
言ってみれば、自分がいままで文語体で書いていた世界観と新しく試した口語体の世界観との間に宙ぶらりんになってしまったのだと思います。

・・・でも、語弊を承知で言いますが、落とされて良かったと思います。何故なら、やはり自分が応募した作品は、自分らしさが感じられるものではなかったからです。

一次選考を通過したときから、自分で自分らしさが感じられない俳句を、自分の俳句として捉えられてしまうことに少し怖さを感じていました。例えるなら、ブカブカの服を着せられているような感覚です。

それが、こうして最終結果が発表されたいま、その服を脱いで、自分の俳句とは何か、もう一度ゼロから考えたいです。

だから、繰り返すように今回は落とされて良かったと思っていますが、次回以降は賞を獲りたいです。次回まで4年の時間がありながら、もしまた今回のように「自分らしさが感じられない俳句だった」と言うのなら、それはみっともないです。
それから、今回辿り着けた「一次選考通過」というラインは、次回以降も維持したいと考えています。
強がりではなく、今回の芝不器男俳句新人賞の最終選考落選は、これからの「自分らしい俳句」を考える上での大きなきっかけになったと思います。

 

【関連記事】

芝不器男俳句新人賞について① ~私が賞について考えたこと~→
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/04/15/124205

 

芝不器男俳句新人賞について② ~各賞受賞作の感想・前編~

 

第5回芝不器男俳句新人賞 受付番号58番 生駒大祐
城戸朱理奨励賞 38番 表健太郎
齋藤愼爾奨励賞 1番 菅原慎矢

 

の各賞の感想です→
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/04/28/135124

 

芝不器男俳句新人賞について③ ~各賞受賞作の感想・後編~

 

対馬康子奨励賞 105番 堀下翔
中村和弘奨励賞 13番 松本てふこ
西村我尼吾奨励賞 45番 佐々木貴
関悦史特別賞 71番 田中惣一郎

 

の各賞の感想です→
https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/04/30/005558

 

23日 齋藤愼爾さんとお会いしました

この日、日頃からお世話になっている俳句作家・歌人藤原龍一郎さんが機会を与えてくださり、憧れの俳句作家である齋藤愼爾さんとお会いすることが出来ました。


齋藤さんは1939年8月生まれ。来年の誕生日で79歳を迎えられます。しかし、そんな年齢から受ける印象とは全く違い、現在の「俳壇」への批判を鋭くお話しされていました。また、その博覧強記ぶりにも驚きました。


齋藤さんへの私の思いはいくら語ってもきりがないので(笑)、あとは下のブログ記事を読んでいただければと思います。

最後に、『齋藤愼爾全句集』から私が好きな10句を載せます。とにかくその世界観に圧倒されてほしいです。

 

ががんぼの一肢が栞卒業す

 

籾降らし降らし晩年泣かぬ父

 

遠火事や童話の終はりに王子の死

 

少年の髪白みゆく櫻狩

 

春を病む屏風の山河に囲まれて

 

法師蝉血より冷たく泉澄む

 

梟や闇のはじめは白に似て

 

向日葵の金のふちどり廃鉱史

 

吃音や枝の先まで梅の花

 

一人より二人は淡し白芒

 

【関連記事】

https://ryjkmr1.hatenablog.com/entry/2018/05/01/054142

 

改めて齋藤愼爾さん、藤原龍一郎さんにお礼を申し上げたいです。

 

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齋藤愼爾さんと私

 

4月の一句 桃の花アッチョンブリケという語感

 

以上、1月から4月度までを振り返ってみました。次回は少し飛んで、7月から12月までを振り返ります。いま応募作品を推敲している俳句の賞についても書くつもりです。

 

 

診察記録 2018年11月 

 

こんばんは。

 

またまた先月のことになってしまいますが、11月28日(水)に、埼玉医科大学病院まで診察に行ってきました。

 

ただ、今日はその診察記録の前に、最近自分の身に起こった変化について書こうと思います。

 

あまりブログを更新出来ていないので書きそびれてしまったのですが、実は11月の中旬くらいに仕事のことでものすごく落ち込むことがありました。

 

いまは落ち着きましたが、正直に言えばその時は「仕事を辞めてしまおうかな」と考えたほどです。また、希死念慮、自殺願望のようなものも抱きました。

 

具体的には、私のいないところで、上司のひと(Oさん)と同僚のひと(Hさん)が私について話しているところに遭遇してしまったということです。

さらに言えば、その会話のなかでのHさんの「木村さんは、最近変に要領が良くなっている」という一言にものすごく傷付き、人間性まで否定されたように感じたということです。

 

このことについて、私はOさんに話しました。すると、Oさんは「Hさんの言葉は木村さんの仕事のやり方に対するもので、人間性を否定するようなものではない」と仰いました。

 

また、「これからもそういう仕事のやり方について指示したり、或いは注意することもあるだろうけど、決して人間性を否定するものではない」とも仰ってくれました。

 

それから、Oさんとの話のなかで自分が神経症を患っていることを改めて話しました。(面接のときにも話したのですが、きちんと伝わっているか不安だったので)

 

すると、Oさんは「おおよそは把握しているけど、具体的にどんな病気かは分からない」と仰いました。

 

そこで私は、「自分の感情とは無関係に気分が沈んでしまうといった症状があります。薬を服んでいるのである程度は抑えられますが、それでもそういう症状があることは知っておいてほしいです。」と説明しました。

 

それを受けて、Oさんは「分かった。これからは心配しなくて大丈夫だよ。」と仰ってくれました。

 

その後2、3日はOさんから改めて「心配しなくても良いからね。」と仰ってもらえたり、OさんがHさんをはじめとする同僚の方に私の神経症のことを話してくれたのかも知れませんが、周りの同僚の方も以前より穏やかに接してくれるようになりました。

 

今回のように、他人の言葉を必要以上にネガティブに受け取ってしまうという症状は神経症の典型的な症状のひとつだと思います。

 

その症状が出たことは、とても苦しい思いもしましたが、Oさんと話し合う機会が持てたし、Oさんや同僚の方からの接し方の変化にもつながったので結果的には良かったと思います。

 

今回は思いがけず自分の病気について話すことになったものの、自分の病気について話すこと、またそれを周りのひとに理解してもらうことの重要性は改めて感じました。

 

・・・前置きが長くなってしまいましたが、先日の診察ではこのことをまず先生に話しました。先生からは「そういう風に自分の病気の苦しさを知ってもらうように周りに働きかけるのはとても良いことだと思う」と仰ってもらえました。

 

ただ、私のなかには良かったと思う反面、「また、他人の言葉を必要以上にネガティブに受け取ってしまうことが起こったらどうしよう?」という思いもありました。

そのことを先生に相談すると、「まず一旦気分が落ち着くまで待つことが大切です。例えば一晩寝てみるとか。そして、もしそれでも苦しい状態、死にたいと思うような状態が続いたら、病院を頼ってください。手紙でも、電話でも、どんな方法でもいいので、木村さんからのSOSを待っています。」と仰ってもらえました。

 

私は先生からのこの言葉を聞いて、非常に嬉しく思いました。いつ神経症が重くなるか分からない身として、非常にありがたかったです。

 

今回の気分の落ち込みは、10月末の診察で、処方せんから頓服薬を無くしたことも関係あると思います。正直、いままで頓服薬はたまに服む程度で、あまり重要視していなかったのですが、実際に無くされるとこんなに違うものなのかと驚きました。先日の診察では、やっぱり頓服薬を処方してもらうことになりました。

 

というわけで、神経症の精神的な落ち込みは、いまのところはだいぶ良くなっています。

 

しかし、体調的な落ち込みは少し悪くなっています。

具体的には頭痛です。最近とても寒い日が続くせいか、頭痛に悩まされています。

 

その痛みですが、いままで神経症の症状として感じていた頭痛の鈍い痛みから、例えて言えば風邪を引いたときに感じるような鋭い痛み、なにかで刺されたような痛みに変わっています。抗不安剤を服んでも治まりませんでした。

 

先生にそのことを相談すると、頭痛薬としてロキソニンジェネリック医薬品を処方してもらいました。また、ロキソニンはひとによっては胃が荒れることもあるそうなので、予防薬として胃薬も処方してもらいました。

 

診察に行った日のあともそうした頭痛が起こったのですが、ロキソニンを服むと痛みが治まりました。

 

頭痛以外の体調的な落ち込みは、いまのところありません。

 

こんなふうに、神経症と向き合いながらも出来るだけ仕事を長く続けていきたいです。

 

現在の薬の状況です。

 

抗不安剤 ロラゼパム錠「サワイ」 0.5mg 1日4回
睡眠導入剤 ブロチゾラム錠「サワイ」 0.25mg 1日2回(就寝前)

抗不安剤 レキソタン錠5 5mg 不安時

・頭痛薬 ロキソプロフェンナトリウム錠 「クニヒロ」 60mg 頭痛時

・胃腸薬 レバミピド錠「EMEC」 100mg 頭痛時

 

次回の診察は、12月26日(水)の予定です。

 

 

 

「カードキャプターさくら展 魔法にかけられた美術館」に行ってきました!

 

こんばんは。

 

昨日は六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されているカードキャプターさくら展 魔法にかけられた美術館」に行ってきました!

 

展覧会の公式サイト→(http://ccsakura-official.com/ccsakuraten/)

 

これまでこのブログでも何回か話していますが、私は「カードキャプターさくら」が大好きです。

 

そもそも、私が「カードキャプターさくら」を好きになったきっかけは、2016年7月から『カードキャプターさくら クリアカード編』の連載が始まり、また今年の1月にはNHK BSプレミアムでそのアニメも始まったことでした。

 

もちろん、それ以前から「カードキャプターさくら」という作品自体は漠然とですが知っていましたが、詳しいキャラクターやストーリーまでは知りませんでした。

 

そこで、そのアニメが始まったことを良いタイミングだと思い、1996年から2000年まで連載されていた『カードキャプターさくら』の原作の単行本を読み始めました。

 

絶句しました。まず、自分が想像していたより遥かに絵が上手でした。マンガの1ページごと、1コマごとの絵が非常に緻密に描かれていると思いました。

 

また、その絵と同じように、ストーリーも緻密なものであると知りました。例えば伏線に関して言えば、物語の終盤で重要な要素となる伏線が、既にその序盤に登場していたりして驚きました。

 

そして何よりもさくらちゃんの可愛さ!!!大げさではなく、今まで100回から200回は「可愛い」と口に出して言っていると思います。

さくらちゃんの素直なところ、たとえ困難な目に陥っても決してあきらめないところ、少し天然なところ、家族のみんな・友達のみんな、そしてケロちゃん、雪兎さん、小狼くんに優しいところ・・・。どれも本当に素敵です。

また、笑顔や、髪型、普段の服装・親友の知世ちゃんが作ってくれるバトルコスチュームもとても可愛いです。

 

このように「クリアカード編」のアニメを観ながら、また『カードキャプターさくら』の単行本を読みながら、私は段々とその世界観に惹かれていきました。クリアカード編」のアニメと合わせて、「カードキャプターさくら」のアニメの再放送が行われたことも嬉しかったです。

 

しかし今年の6月に「クリアカード編」のアニメが終了。まだ原作が連載中という理由からなんでしょうが、その最終回は正直言って消化不良なものでした。

 

クリアカード編」の原作が連載中であるということは分かっていますが、やはり毎週日曜日のアニメを楽しみにしていた身として、放送終了後は「さくらロス」になってしまいました。例えば、アニメの第2期の放送が始まるとか、そうした新しいことを待ち望んでいました(欲張りですが・・・汗)

 

そんな身に今回の展覧会の開催を知りました。「絶対観に行きたい」と思いました。そして昨日、期待値を最大限まで上げて観に行きました。これからその様子を書いていきます。

 

まず、会場は先に書いたように六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー。森ビルの52階にある美術館です。エレベーターで一気に52階まで上がります。

 

展覧会の会場に着いてまず目に飛び込んできたのは、壁一面に貼られたポスター。かなり大きかったです。

 

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1 はじまりの書庫

 

最初の展示室は「はじまりの書庫」。クロウカードが入っていた本をはじめ、何冊もの本が巨大なかたちで部屋に置かれています。そして、それぞれの本の裏に「カードキャプターさくら」の作品紹介が書かれています。登場人物の相関図や、海外での人気について等です。

展覧会では写真撮影がOKな場所が多かったので、ここからは写真も合わせて展覧会の様子を書いていきます。(*^_^*)ノ

 

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巨大なクロウカードの本!

 

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たくさんの本が置かれています。

 

2 スペシャルシアター

 

「はじまりの書庫」の部屋は、スペシャルシアター」へと続いています。この部屋では今回の展覧会に合わせたスペシャルムービーが観られます。

 

スクリーンに見開きのクロウカードの本が映し出されます。すると、その本からケロちゃんがひょこっと顔を出します(可愛い!)

 

ケロちゃんからのお話は、まず展覧会に来てくれたお客さんへのお礼。ちなみに、そのなかでケロちゃん「こりゃ驚いた!今日のお客さん、みんなべっぴんさんと男前さんばかりやないか~!」と言っていました。つまり私はケロちゃんから男前だと認定してもらえたのです。イェイ。

 

そして、そのお礼に続くケロちゃんのお話なんですが・・・、これは実際に展覧会に行って聞いてほしいです。展覧会の序盤であるこのスペシャルムービーのなかでケロちゃんが話していたことが、展覧会の終盤、思わぬかたちで分かるようになっています。言ってみればここでのケロちゃんのお話は、この展覧会をひとつの物語に例えたときの伏線のようなものです。

 

3 花(フラワー)の部屋

 

次にあったのは「花(フラワー)の部屋」。さくらちゃんの本名は木之本桜といいますが、それにちなんでかカードキャプターさくら」には実に多くの花が登場します。この部屋では、そんな作中に登場する花々をCLAMP先生によるイラストで観ることが出来ます。ちなみに、さくらちゃんの家族の名前ですが、お母さんは撫子さん、お父さんは藤隆(ふじたか)さん、お兄ちゃんは桃矢(とうや)くんといいます。みんな綺麗な名前・・・。

 

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「花(フラワー)の部屋」の様子。壁に掛けられた花の絵はどれも小さいですが、それが却ってその繊細さに引き込まれます。

 

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もちろん、さくらの絵も展示してありました。

 

この部屋について特に言いたいのは、2枚の写真を見て分かるように、壁や床に描かれた花の絵の数々です。

実はこれらの花の絵、壁紙等であらかじめ貼られているものではなく、この展覧会に来たお客さんが1枚ずつ貼っていったシールなのです。部屋には5種類の花のシールが置いてあって、そのなかから好きなシールを1枚貼ることが出来ます。

展覧会が始まってからまだ約1ヶ月ですが、既にこんなにたくさんの花のシールが貼られている光景に、カードキャプターさくら」がいかにたくさんの人たちから愛されている作品かということを改めて感じました。

 

私もアジサイのシールを貼りました。これからもどんどんシールが増えていってほしいです(*^▽^*)

 

4 包囲(シージュ)された知世の部屋

 

次は「包囲(シージュ)された知世の部屋」。先に書いたように、さくらちゃんのバトルコスチュームは親友の知世ちゃんがすべて作ってくれています。この部屋では、そんな作中に登場するバトルコスチュームが再現されています。

 

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どのバトルコスチュームも、非常に細かいところまで再現されていて驚きました!

 

5 迷(メイズ)な原画ゾーン

 

ここは今回の展覧会で最も重要な展示かも知れません。「原画ゾーン」とあるように、『カードキャプターさくら』『カードキャプターさくら クリアカード編』のなかから、いままでの表紙絵・マンガの各話の扉絵・マンガの本編等の原画が飾ってあります。その数100枚以上!最初に写真をあげた展覧会のポスター(オリジナルイラストです)の原画もありました。

 

先に書いたように、CLAMP先生の絵は非常に緻密なんですが、こうして原画を観てそのことを再確認しました。どの絵も目眩がするくらい美しかったです。

 

例えば、単行本の表紙絵はカラーイラストになるわけですが、原画を観るとその1色1色が本当に細かく塗られているのが分かります。

また、マンガ本編はモノクロですが、登場人物の表情から、背景・スクリーントーン・擬音のロゴ・吹き出しのとなりに書かれた手書きのセリフに至るまで、一切の無駄を感じませんでした。線そのものは非常に細いんですが、見づらいところが全くなかったです。マンガの原画というより、表紙絵や扉絵のように1枚の絵を観ている感じがしました。

 

マンガが好きな人・マンガを描いている人はもちろん、マンガに限らず美術が好きな人・美術に興味がある人・美術制作を行っている人は観るべきだと思います。そのくらいCLAMP先生の絵は美しかったです。

 

また、カードキャプターさくら』で既に上手だった絵が、『クリアカード編』でさらに上手になっていることも印象的でした。CLAMP先生の商業誌でのデビューは1989年ですが、1990年代から2010年代に掛けて、常に時代が求める絵のようなものを考え、その考えを踏まえてご自身の絵をどんどん高められていると思います。

 

実は、広い展覧会の会場のなかで、この場所だけ写真撮影がNGになっています。なので、どの絵もしっかりと目に焼き付けました。

 

それにしても、本当に美しかった・・・。

 

6 記録(レコード)の部屋

 

この部屋は展示室というよりは撮影コーナーです。最初に写真をあげたポスターの絵をバックに、そして(恐らく)等身大のさくらちゃんのパネルと並んで写真を撮ることが出来ます。

 

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ちなみに、ポスターの絵と同じように、この等身大パネルの絵も展覧会のためのオリジナルです。

 

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可愛い・・・。

 

ここでの写真撮影は何となく気後れしちゃって行わなかったんですが、いま思い返せば撮っておくべきだったなぁと思います。

 

7 大(ビッグ)なケロちゃん

 

ここも撮影コーナー。ものすごい大きなケロちゃんが置かれ、そのケロちゃんと一緒に写真撮影が出来ます。それから、平日だけですが、先に紹介したバトルコスチュームの貸し出し(帽子とマント)も無料で行っていて、コスプレしながらの撮影も出来ます。(スタッフの方が撮ってくれます)

ここは・・・正直、先程の「記録(レコード)の部屋」より気後れしてしまいました。内容に不満があるわけではありませんが、コスプレの衣装がさくらちゃんのものしかなく、そのため撮影の列にも女性の方しかいませんでした。例えば、桃矢くんと雪兎さんが通っている星條高校の制服のブレザーとかがあったら撮影してもらったかも知れません。

 

8 カードの間

 

この展覧会のラストの展示です。カードキャプターさくら』『クリアカード編』に登場する魔法のカード「クロウカード」「さくらカード」「クリアカード」を一度に見ることが出来ます。

長方形のカードが壁一面に並んでいる様子は壮観でした。また、この部屋でスペシャルムービーでケロちゃんが話していたことの意味が分かるようになっています。

 

これで展示は終了。最後にミュージアムショップへ寄ります。この展覧会にちなんだ色んなグッズが所狭しと並んでいます。どれも本当に可愛くて、何を買おうか迷ったんですが、「全部欲しくなり、結局何も買えない」という倒錯した心境に陥り、何も買えませんでした。何か買えばよかったかな・・・。

 

そんな感じで展覧会の会場を後にしました。森ビルを出たときはだいたい5時くらいで、辺りはすっかり昏くなっていました。

 

展覧会全体の感想を言うと、カードキャプターさくら」の世界観が凝縮されていました。どの展示室も本当に可愛らしく、繊細でした。またどの展示もずっと観ていたいものばかりでした。先に「期待値を最大限まで上げて観に行きました。」と書きましたが、そんな期待値なんかとうに超えさせてくれました。

 

そして、実はこの展覧会は10月26日から11月30日までの前期と、12月1日から1月3日までの後記とで展示内容が変わります。具体的には「迷(メイズ)な原画ゾーン」の原画が総入れ替えされます。

つまり、私が昨日行ったのは前期の原画の展示なのです。前期の展示だけで名シーンが盛りだくさんだったのに、後期ではさらに他の名シーンの原画が展示されるわけです。

 

どんな絵が展示されるか、既にワクワクしています。なので、後期の展示も多分行くと思います。「記録(レコード)の部屋」で写真撮影が出来なかったことと、ミュージアムショップで何もグッズを買えなかったことの悔しさを晴らすためにも・・・。

 

というワケで、カードキャプターさくら展 魔法にかけられた美術館」に行ってきた感想でした。本当に良かったです。みんなも観に来てや~!

 

間村俊一さんの装幀展「ボヴァリー夫人の庭」に行ってきました!

 

こんにちは。

11月7日(水)に間村俊一さんの装幀展「ボヴァリー夫人の庭」に行ってきました。



私が初めて間村俊一さんのお名前を知ったのは攝津幸彦選集』という本の装幀でした。

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「ポセイドン」という題のご自身によるコラージュと、書名のロゴの銀と黒との色遣いに一発で「カッコいい!」と心惹かれました。

その後も、『安井浩司選句集』、『齋藤愼爾全句集』、塚本靑史『わが父塚本邦雄等、間村さんの装幀された本を手に取っては、その度に「カッコいいなぁ」と感じていました。

 

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いま名前をあげた本からなんとなく分かるかも知れませんが、間村さんは装幀家であると同時に俳句作家でもあります。ご自身も『鶴の鬱』『跋辨天(ぬけべんてん)』という2冊の句集を上梓されています。もちろん、ご自身の句集の装幀もご自身でされています。

 

そもそも、この装幀展は『彼方の本 間村俊一の仕事』という本の上梓を記念して開催されたものです。『彼方の本』は、これまで間村さんの手掛けた装幀の紹介、装幀にまつわるエッセイ、『跋辨天』以降の約100句・・・等が収録された盛り沢山な本です。

 

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また、詳しくは後述しますが、今回の装幀展では間村さんとゲストの方2名によるトークイベントもあったので、私にとっては憧れの装幀家・俳句作家の方と実際にお会い出来る機会でした。

 

装幀展の会場は根岸にある「そら塾」という古民家を改装したギャラリー。鶯谷駅の南口から歩いて5分のところにあります。

「そら塾」公式サイト→(
http://sorajyuku.ciao.jp/

少し話は変わりますが、実は私、先月iPhoneからauガラケーに機種変更しまして、インターネットとかGmailはすべてパソコンを使っています。(この記事もパソコンで書
いています)

そのため、前日に「そら塾」の公式サイトにある地図と、Yahoo!乗り換えとをプリントアウトしなければなりませんでした。

ガラケーに変えた理由は仕事では電話しか使わないからと、大した用もないのにスマホをいじってしまうことが時間的にも経済的にももったいないと感じたからです。

ただ、方向音痴な私にとって「外出先で地図が調べられない」ということは不安ではありました・・・。そして、この日はそんな不安と初めて向き合う日でした・・・。(少し大袈裟)

ただ、結果として少し迷いましたが、無事に辿り着けたので良かったです(^^)v

話を戻します。実際に着いた「そら塾」の外観は、事前にネットで見た通り昭和らしい雰囲気がたっぷりと漂う古民家でした。

 

受付でトークイベントの参加費2000円を払います。ドリンク代込みの値段だったので、缶チューハイを選びました。

 

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そして、なかに入ると1階・2階ともにところ狭しと並べられた間村さんが装幀された本・本・本!カッコいい装幀の本が並んでいる様に圧倒されてしまいました。

 

ちなみに、古民家を改装してあるので入り口では靴を脱ぎます。また、二階は畳張りになっていて、「こんな部屋でゴロゴロ出来たら気持ちいいだろうなぁ」と思いました。(もちろんしませんでしたが)

 

展示を見てしばらくすると、先に書いたトークイベントが始まりました。

 

このイベントは「三つ巴バトルトークと称され、開催期間中に何回か行われました。日によってゲストが違ったのですが、私が行った日は間村さんの他、俳句作家の小澤實さん、俳句作家・詩人の高橋睦郎さんがゲストでした。

 

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少しぶれてしまっていますが、左から小澤さん、高橋さん、間村さん。

 

トークの内容は、まず『彼方の本』上梓までの様々な苦労について。本の構想が最初に予定していたものよりどんどん膨らんで、最終的に完成したのは出版記念パーティーの直前だったそうです。

 

次に、これまでのお仕事で知り合った方との交友関係について。間村さんの交友関係が高橋さんの交友関係と重なっている部分もあり、それぞれの思い出を話されていました。また、高橋さんの口から澁澤龍彦種村季弘といった私のなかでは「伝説」になっている人物の名前が自然に出ていたことに驚きました。他には、好きな画家の一人である美濃瓢吾(みの・ひょうご)の名前が出てきたことも嬉しかったです。

 

また、このトークイベントに合わせて小澤さんが『彼方の本』に収録されている句から33句を選び、資料として参加された方に配布されました。

 

そのなかから、私が特に印象的だった句を以下に引きます。トークのなかで間村さんはご自身の句を「妄想句」と仰っていて、また高橋さんも「間村さんの句は奇想句だよね」と仰っていましたが、小澤さんの選んだ句を拝読すると、「なるほど」と肯けました。

 

宮澤賢治全集

ジョバンニよ母待つ天の川の家

 

四谷シモン

しぐるゝやさしすせシモン左門町

 

光文社文庫版江戸川亂歩全集

明智くん、うまく化けたね猫じやらし

 

齋藤愼爾さん

蛍袋に亡父幽閉して五年

 

谷崎潤一郎と異国の言語

春深し卍に開く人の妻

 

また、トークイベントのあとは間村さんによる『彼方の本』のサイン会が行われました。間村さんはサインの他、ご自身の句の揮毫もされていました。

 

私がいただいたサインと揮毫はこちら。

 

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木村リュウジ様 名月やかなふ福助出かけて留守 俊一(ま) YAMANEKO-KEN

 

揮毫されるための句は何種類か用意していたようで、ある方は

 

ブエノスアイレスに初蝶見失ふ

 

と書いていただいていました。この句も良いなぁ。

 

そんな感じで、装幀展とトークイベントは楽しく幕を閉じました。

 

先に書いたように、この日のトークイベントには小澤實さんがゲストのお一人としていらっしゃっていました。そのため、会場には小澤さんが主宰を務められている俳句結社「澤」の方が多くいらっしゃいました。

 

というワケで、装幀展の終了後に急遽「澤」の皆さんにご飯へ連れていっていただくことになりました。

 

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ご飯をいただきながら、「澤」の皆さんと色んなお話をしました。

特に、私がいままで外側から感じていた「澤」や小澤さんについてのイメージと、実際に同人として内側から感じるイメージとの違いとを知れたことが良かったです。

また、私の所属する「海原」と「澤」とで結社は違っても、俳句に対する熱意は同じということを確認出来たことも嬉しかったです。

 

ちなみに、この日の翌日、ご飯の席でTwitterのアカウントを交換した方から、下北沢で行われている「澤」の句会への案内をGmailでいただきました。小澤さんに直接自分の俳句を見ていただける句会なので、なるべく早いうちに参加させていただきたいです。

 

というワケで、間村さんの装幀の世界も堪能出来て、間村さん、高橋さん、小澤さんによる貴重なお話も聞けて、「澤」の皆さんとの新しい俳縁も生まれてといった、大満足の展覧会でした。本当に行って良かったです!(*^▽^*)