高知県旅行記 1日目② ~かつおゲストハウス到着!~
前回の記事→
ryjkmr1.hatenablog.com
こんにちは。
今回も前回に引き続き、高知旅行について書いていきたいと思います。
その前に、少し説明。
前回の記事の最後で桂浜について書きましたが、すぐそばにある桂浜水族館には行っていません。
なんか、桂浜の波を見ているうちに無の境地になってしまって・・・(笑)
それから、桂浜にある大きな龍馬像には行きましたが、逆光がひどくて写真に撮れませんでした。
というワケで、桂浜の入り口にあった石碑と、お土産屋にあった小さな龍馬像を代わりに見てもらいたいと思います。すいません。水族館には次に高知に行ったときに行きます。
それでは、続きを書いていこうと思います。目次をどうぞ。
目次
1 ゲストハウスに到着!
2 夕飯と、思いがけない出会い
3 たこ焼きパーティー!
1 ゲストハウスに到着!
桂浜から同じようにMY遊バスに乗り、高知駅に戻ります。
そして、いよいよ今回の宿泊先であるゲストハウスを目指します。
ゲストハウスの名前はその名も「かつおゲストハウス」。
路面電車の停留所「高知駅前」がある高知駅南口とは逆方向、北口を出て、10分ほど歩くと見えてきます。
ほとんどチェックインの時間の16時ちょうどに着きました。
着いてまず目に飛び込んできたのは、そのかわいい外観!!
壁やベランダにモザイクタイルが貼られていて、とってもおしゃれです。それから、入り口のドアの横にあったカツオのガラスタイルも素敵でした。
ゲストハウスに入って、最初に案内してくれたのはオーナーのまきさん。実は、まきさんには桂浜に行くバスを待っているとき(前回の記事参照)、ゲストハウスに着く大体の時間を伝えていました。
そして、まきさんはそのことを覚えてくれていて「桂浜は楽しめましたか?」と嬉しい一言をかけてくれました (*´▽`*)
私が予約していたのはゆずルーム。さっきの写真の建物は本館なのですが、そのすぐ隣の別館にある部屋です。
部屋に入った私が驚いたのは、ハンモックが堂々と(?)広げてあること!
まきさん曰く「ゆずルームはかつおゲストハウスのなかで一番有名な部屋なんですよ」とのこと。こんなハンモックがあったらそうだろうなぁ~。
ちなみに、ゆずルームは入り口のドアにも彫刻が施されていて素敵でした (^ o ^)
この日は高知に着いたばかりで、はりまや橋や桂浜に行ったので少し疲れてしまい、夕方くらいまでゴロゴロしていました。自分の体重を考えるとハンモックに乗ることが出来るか不安だったのですが、意外と(?)大丈夫でした。
ハンモックに寝たり、ベットに寝たり、ゲストハウス備え付けの漫画を読んだりして過ごしました。(「おもひでぽろぽろ」の原作が置いてありました。結構面白かったです)
2 夕飯と、思いがけない出会い
やがて時間は6時。そろそろ夕飯を食べに行こうと思い、まきさんに「この近くでどこかオススメの店ってありますか?」と訊きます。すると「青木」と「酔鯨亭」という二つのお店を教えてもらいました。悩んだ結果、鯨料理が有名だという「酔鯨亭」に向かうことに。初めての鯨料理に期待しました。
「酔鯨亭」は路面電車で「はりまや橋」で乗り換えてすぐ、「デンツウターミナルビル前」の近くにあります。どちらの停留所で降りてもすぐに着きます。また、高知駅から歩いても行けます。
しかし、見つかったはいいものの入ってみると満席!お店の人に「ごめんなさい・・・」と言われてしまいました。
その後も3軒ほどお店をあたってみましたが、やはり満席・・・。高知の人の日本酒好きをナメていました。
結局入ったのは、「せい和」さんというお店。このお店も「はりまや橋」を降りてすぐにあります。
さっき書いたように鯨料理が食べたかったので、席に着くなり真っ先に鯨の刺身を注文。
思った以上の量に少し圧倒されながら、口に入れてみました。
まず感じたのは、とても身が柔らかいこと。そして、とてもジューシーなこと。
とっても美味しかったです。めちゃくちゃお酒がすすみます (*^▽^*)
そのあとも、この日2回目となるカツオの刺身や、「せい和」名物という親子丼もいただきました。
そして、このお店では思いがけない出会いがありました。
私がご飯を食べていると、隣の席に50代くらいのサラリーマンの方が座ってきました。後で名前をお伺いしたら、Sさんという方でした。
Sさんは全国のあちこちを出張していて、今回の高知への出張で47都道府県を制覇されたそうです(スゴい!)
そして、Sさんは席に着くなり、慣れた様子でお店の女将さんに「私、高知初めてなんですよ」と仰っていました。
「私、高知初めてなんですよ」・・・!
正直に言えば、私がこのお店に入ったとき、行ってみたかった言葉です。「それがきっかけで、お店の人や他のお客さんと話が弾めば良いな、それが一人旅の醍醐味だよな」と考えていました。
案の定、Sさんはその言葉をきっかけに女将さんと話が弾んでいます。
「どちらから来はったんですか?」
「岩手です」
「お仕事ですか?」
「はい」
等々・・・。
その様子を見ながら、私は思い切って、女将さんが厨房に戻られたときにSさんに声をかけてみました。
「先ほど、初めて高知にいらっしゃったと仰っていましたが、僕もなんです」
「そうなんですか!どちらからいらしたんですか?」
「埼玉です」
「埼玉!私の息子が埼玉の会社で働いているんですよ」
そんな風に私たちが話しているときに、女将さんがSさんの頼んだビールを持ってきました。
すかさず、女将さんにも「ぼくも今回初めて高知に来たんです」と話しました。女将さんは、初めて高知に来た人が二人並んで座っていることに、少し驚いたようでした。
そこから先の時間は本当に楽しかったです。
岩手から来たSさんを中心に、東北地方の焼酎と、四国や九州地方の焼酎の味について話したり。Sさんによれば、東北の焼酎は辛いので、それを普段呑んでいる身からすると、四国や九州地方の焼酎はとても甘く感じるそうです。
また、Sさんがこれまでに訪れた寺社仏閣の話や、司馬遼太郎『竜馬がゆく』の話もしました。
また、キビナゴの刺身や、お酒も何杯かおごってもらいました (*≧▽≦*)
キビナゴは普段天ぷらで食べているので、その味のイメージが強かったのですが、刺身で食べると脂身が乗っていてとても美味しかったです。
そんな感じで、Sさんと1時間か2時間、とても楽しい時間を過ごせました。
またいつか会えるか分からないけれど、この場を借りてお礼を言いたいです。
Sさん、ごちそうさまでした。そしてありがとうございました!
3 たこ焼きパーティー!
そんな感じでほろ酔い(酩酊?)状態となり、Sさんとは、お店の前で別れました。
路面電車の終電が思ったより早く、お店を出たときにはその終電が行ってしまった後だったので、ゲストハウスまで歩いて帰ります。
「これで今日はシャワーを浴びて寝るだけだ・・・」そう思いながらゲストハウスに着きました。
しかし、そこで私を待ち受けていたのは思いもよらない光景でした。
ゲストハウスの共有スペースで、スタッフさんとお客さんを合わせてたこ焼きパーティーが行われていたのです。
「さっきご飯を食べたばかりだし、どうしようかな」と、しばらく(0.5秒)考えたのですが、気付いたら席に座っていました。
スタッフさんとお客さんで一緒にたこ焼きを作ります。楽しかった~ (*^▽^*)
ぶっちゃけて言えばこのたこ焼きは、たこ意外にも色んな材料を入れる「闇焼き」でした(笑)イカだったり、キムチだったり、チョコレートだったり・・・。
それから、この日泊まっていた人ともゆっくり話せました。カナダから来ている人、お遍路をしていて、その途中で高知県に来ている人、旅が好きで、全国の色んな島に行っている人・・・。色んな人がいました。
そんな感じでたこ焼きパーティーは盛り上がりました。「少し食べ過ぎかな?」という思いもなきにしもあらずでしたが、「旅行だから良いか!」と深く考えないことにしました(笑)
ただ、たこ焼きをひっくり返すのが自分だけ上手く出来なくて、スタッフの一人、はるかさん(オシャレ)に「きむきむホントにヘタ~」と言われてしまったことは深く考えようと思います。
ちなみに、「きむきむ」というのはゲストハウスでのあだ名です。到着してすぐにつけられました(笑)
また、少しマジメな話になってしまいますが、そうした様々な人からの話を聞きながら、「いま自分はなにをしたいんだろう、将来自分はなにをしたいんだろう」という考えが生まれました。
そのことはいまも考え続けています。出来たらまた詳しくこのブログに書きたいです。
夜の10時か11時くらいにたこ焼きパーティーは解散。充実した気持ちで布団に入りました。
というワケで、1日目はこれで終了。2回に分けて書いてしまいました。(長い~)
次回は2日目にひろめ市場に行ったことから書こうと思います。
ではまた。m(_ _)m
おまけ・ゲストハウスに置いてある被り物を被る私。