あたまのなかで

よろしくお願いします。神経症患者としてではなく、ひとりの人間として。俳句が好きです。Twitter→(https://twitter.com/ryuji_haiku)

高知旅行記 2日目 ~ひろめ市場と300エン食堂~

 

こんにちは。

 

って、うぉぉぉ、もう8月も終わるじゃないですか。

 

5月に行った高知旅行の旅行記がまだ書き終わっていないことはさすがにまずいと思うので、頑張って書きます。

 

これまでの記事→

 

ryjkmr1.hatenablog.com


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・5月16日(木)

 

1 「ひろめ市場」に行ってきました!

 

昨夜のたこ焼きパーティーでは結構お酒も吞んだのですが、二日酔いにもならず7時半か8時くらいに起床。

 

朝食は、かつおゲストハウスさんが「一人一枚まで」という決まりで用意してくださる食パンにマーガリンをたっぷり塗っていただきます。美味しかった~。ちなみに横に置いてあるのは紅茶です。

 

食パンを食べて紅茶を飲んで・・・。いつもの朝とは全く違う、何だか優雅な朝を過ごせました ( ̄▽ ̄)

 

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食パンと紅茶

 

さて、今日の目標は「ひろめ市場」に行くこと。

 

ひろめ市場とは、約40店もの飲食店、また約20店もの物産店がひしめき合う巨大な屋台村です。

 

路面電車では、始発の「高知駅前」の停留所から「はりまや橋」まで乗り、そこから「伊野」方面に乗り換えて、途中の「大橋通」で降ります。降りてから約2、3分で着きます。

 

「ひろめ市場」の派手な看板と、招き猫のマスコットキャラクターが出迎えてくれるのですぐに分かると思います。

 

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派手な看板

 

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可愛いマスコットキャラクター

先ほど、ひろめ市場には「約40店もの飲食店、また約20店もの物産店がひしめき合う」と書きましたが、営業時間が朝8時から夜23時まで(日曜は朝7時から)と長いという大きな特徴があります。

 

ただし、市場のすべてのお店が一斉に開店するわけではありません。私の感覚だと、午前11半から午後12時までにはほとんどのお店が開いていました。

 

つまりこれはどういうことかと言うと・・・。朝から、遅くても昼からお酒が呑めるということです!!

 

実際、私がひろめ市場に着いたのは11時くらいだったと思いますが、そのときに開いている飲食店はあまりありませんでした。
そこで、一旦市場を出て時間をつぶそうと思いました。

近くの本屋に入り、15分から30分ほど経ったところで市場に戻ると、既にどの店のテーブルにも頬が赤くなった人たちが座っていました。

 

「わずかこれだけの時間に、こんなに市場がいっぱいになるなんて!」と驚きました。

 

確か前回の記事にも書きましたが、高知は私が思っている以上に日本酒が好きな県でした。このひろめ市場は、そんな高知の人の日本酒好き、お酒好きを凝縮させた場所だと思います。

 

そんなひろめ市場で最初に私が入ったのは「食・酒処 みづき」さん。

 

まず頼んだのは「揚げ餃子」。その名の通り、餃子を皮ごと揚げた一品です。大変にジューシーかつボリューミーでした。

 

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揚げ餃子

 

次に頼んだのはウツボの天ぷら」

前回の記事で「きびなごの刺身」を食べたと書きましたが、実はウツボは食べること自体が初めて。テレビでよく観るあの凶悪な顔を思い出しながら口に運んでみると・・・。

以外にも(?)あっさりしていました。白身魚を食べている感じに近かったです。

 

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ウツボの天ぷら

 

 

ここで「みづき」さんから移動。二件目のお店(名前は忘れてしまいました)で頼んだのは「麻婆豆腐」

 

・・・いや、別に高知名物でもないんですが、麻婆豆腐大好きなので、どこで見つけても頼んでしまいます。いつも食べている麻婆豆腐より少しからく感じました。

 

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麻婆豆腐

 

こんな風に美味しいご飯を食べ、ビール、レモンサワー、日本酒「酔鯨」を吞んでいるうちにすっかりお酒(と人の波)に酔っ払ってしまいました。

 

というワケで、本当はもう少しいたかったのですが、このくらいでひろめ市場を後にしました。

 

それにしてももう少しいたかった~。多分、ひろめ市場は私のように一人で行くより、何人かで集まって行ったほうが楽しいと思います。横浜のラーメン博物館のように(行ったことありませんが)

 

ゲストハウスに戻ってからも酔いは醒めず、なんだかふわふわした気分のまま共用スペースのクッションに体を預けだらだらします。オノマトペの多い文章だな)

 

共有スペースで作業をしていたスタッフの一人・ファンファンさん(台湾人、日本語がとても上手)と雑談したり、天井のおしゃれなライトや、ふすま一面に描かれた「スイミー」のような絵(力作)を見たりしながら、時間が過ぎていきました。

 

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おしゃれなライト

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ふすま一面に書かれた絵!

 

そんな感じで共有スペースで過ごしたあとは、自分の部屋に戻って昼寝していました。

 

酔っていたせいもあるでしょうが、共有スペースでの雑談や、昼寝といった「何にもしない時間」が非常に心地よかったです。

 

2 300エン食堂

 

昼寝から覚めると夕方になっていました。「今日の夕食はどこで食べようかな・・・」と考えていると、ゲストハウスの受付に気になる張り紙を発見。

 

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張り紙

 

「300エン食堂」・・・。まず値段が安いし、何よりどんな料理を作ってくれるのか楽しみなので、スタッフの一人・はるかさんに予約(?)をします。

 

少し待って、出てきた料理がこちら。

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これで300円!!

 

炊き込みご飯にお味噌汁、それから少し分かりづらいかも知れませんが、奥にあるおかずは鯔のムニエルとジャーマンポテト風の炒め物です。

 

まず思ったのが「このボリュームで300円!!」ということ。

 

そして、一口食べて思ったのが「この味で300円!!」ということ。

 

めちゃめちゃ美味しかったです!!

 

炊き込みご飯は具材の味がお米にしみているし、お味噌汁も具だくさんでした。鯔のムニエルは骨も少なくどんどん食べられましたし、ジャーマンポテト風の炒め物の味付けはほど良い濃さでした。

 

つまり、めちゃめちゃ美味しかったです!!

 

はるかさんに訊けば、もともとスタッフさんたちだけのために夕食を作っていましたが、「お客さんと一緒に食べたほうが美味しいから」という理由でこの「300エン食堂」を始めたそうです。

 

はるかさんのこのお話を聞いて「ホントに大勢で盛り上がることが好きな人なんだなぁ」と思いました。そして、振り返って自分の普段のひねくれた根性に反省しきりです(苦笑)

 

また、さらに訊けば前回の記事に書いた「たこ焼きパーティー」も「300エン食堂」だったとのこと。飛び入りにも関わらず参加させてくれたことに感謝です!(≧▽≦)

 

というワケで、朝は食パン、昼はひろめ市場、そして夜は「300エン食堂」と、美味しいものを食べまくった一日でした!!

 

次回は「日本のサグラダ・ファミリアとも呼ばれる高知の名物スポット、「沢田マンション」に行った話を書こうと思います。